2017.02.10更新

みなさんこんにちは!

副院長の花澤です。

 


今回は、根管治療(いわゆる“根っこの治療”)の中でも、根っこの先が大きく壊されてしまっている場合の治療方法についてお話します。

 

まずはこれを見てください。根っこの先に大きな黒い影が見えます。これが根尖病巣という、根っこの先にばい菌がいる状態です。

 

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まずは根管治療の開始。(顕微鏡下でラバーダム使用)

すると、根尖が感染により大きく破壊された状態でした。

 

この時に使用するのがMTAセメント(Mineral Trioxide Aggregate)。

 

 

い

 

この材料には、


・殺菌作用(菌を破壊する)

・硬組織形成作用(根っこの先を封鎖する)

・生体親和性(体に害がない)

 

などがあります。

 

根管充填時

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経過

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黒い影が縮小しているのがわかります。

 

このように、根管治療によって残せる歯や、治る歯はたくさんあります。


みなさんも抜歯という選択の前に、ぜひお気軽にご相談下さい

 

 

副院長 花澤 flower2

投稿者: 新横浜エス歯科クリニック

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